ぺぺれりっち!落葉松です。

リィク小説書いたぶりに似たようなもん書いてみるテスト。






非常にどうでもいいものなので、引き返すなら今の内。





































赤く染まった楓から、果実が落ちる。
寄り添った果実は螺旋を描き、くるくると地に落ちた。そんなお話。


「ねぇ楓、僕達はなんで誰にも気付かれないのかな?」
「体が無いからじゃないじゃないかしら?」
「僕達にはなんで体がないのかな?」
「そんな事わたしに聞かないでよ・・・。楓に分からない事はわたしにも分からないわ。」


視界には沢山の人間が目に映る。
学校の帰り、石を蹴りながら帰る男の子。集まって楽しそうに話している女の子達。
公園の隅でタバコを吸っている背の高い男性。喫茶店で紅茶を飲んでいる女性。

羨ましく思わなかったと言えば、嘘になるだろう。

「ねぇ楓、僕達もいつかはみんなみたいになれるのかな?」
「なれるといいわね。いつか・・・楓と一緒に。」
「みんなみたいなれるといいなぁ・・・。」
「楓?もしみんなみたいになれたら、楓は何がしたいのかしら?」
「僕・・・?えっとね、楓と一緒に遊びたいな」


寒かった・・・いや、寒いと思う冬は過ぎ、季節は春を迎えようとしていた頃。
それは何の前触れもなく、突然現れた。

「そこにいるのは楽しいかな?」

黒のスーツに、長い黒の帽子を被った年老いた男は楓に尋ねた。

「僕が見えるの?」
「私が見えるの?」

男は得意げにこう言った。

「見えないよ。だけど分かるよ、だって私は神様だからね。」




それから楓は、自らを神様と名乗った男と楽しく話をした。
それから楓は、自らを神様と名乗った男と喜んで話をした。




それから神様は一つだけ、願いを叶えてあげると申し出ました。




「「欲しいよ。体が欲しい!他のみんなみたいな普通の体が!!」」










地に『足』をつけて立っている。

学校の帰り、いつも石を蹴っていた男の子がこっちを見た。
今まで一度として、こっちを見ることがなかった男の子が・・・。


ヒトとなったソレは、寂しくて。



寂しくて。



消えてしまいました。楓のように、紅く染まって。


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